概要
詫間町本村スタートのミニ八十八ヶ所です。正式名称はよくわかりませんが、 第2番のところに石碑があります。「詫間新四国」が正式名称か? 大正9年6月20日前後に作られたみたいです。

公民館関係の方?にいただいた、こんな資料もあります。昭和58年に調査した資料の模様。


公共交通機関を使って出発点の第1番に行くには、三豊市コミュニティバス、JR詫間駅発着があります。 時々改定があるようなので、ご注意ください。最寄バス停は、
詫間線(2022.4.1現在、日祝以外1日14便、日祝1日7便) 浜田
高瀬仁尾線(2022.4.1現在、1日4便、日祝運休) 本村中
詫間三野線 (2022.4.1現在、1日6便、日祝運休) ピカソ浜田店
各バス停から第一番へのアクセスは下図参照

全体のルートは、おおむね下図。全部巡りきれていないので、想像の部分があります。当たらずとも遠からずです。倒木・道が荒廃している等で通行困難な箇所もあります。ご注意ください。訪問したところ、大体の場所を絞り込んでいるところはopenstreetmapに登録しています。

総距離12km強。アップダウンは下図の感じ。

1番~14番の順路

第一番 霊山寺 釈迦如来
第1番は、宝林寺の山門を入ってすぐ左手です。
霊山寺本尊の釈迦如来と弘法大師。

第二番 極楽寺 阿弥陀如来
2番と3番は善性院の中にあります。宝林寺の山門を出て左手へ。突き当りを右に進むと善性院に突きあたります。 右手からくるっと回って、裏手がお寺の入り口です。

山門を入って、つきあたりの左手。

向かって左側の5体あるほうが第二番。

左から、あらわす観音、白旗観音、阿弥陀如来、勢至尊、弘法大師。
右端の石柱は、新四国の発願人、世話人を記したもの。
第三番 金泉寺 釈迦如来

左から、阿弥陀如来、釈迦如来、普賢尊
第四番 大日寺 大日如来
4番は、荒神宮にあります。善性院に入ったところから 反対側の細い道を入ると、右手。

鳥居右手の木の横

左から、毘沙門天、大日如来、不動明王
第五番 地蔵寺 地蔵菩薩
5番は、荒神宮の前の道を進み、突き当りを左手に。左に曲がってからは、そんなに遠くないです。

第六番 安楽寺 薬師如来
6番は、5番の前の道を進み、30mほど先の交差点を過ぎたとこ。角っこの右手。

第七番 十楽寺 阿弥陀如来
7番へは、交差点に戻り、そのまままっすぐ進みます。(きちんとした十字路ではないので注意。5番に向かって右方向です。)昔の詫間越えの道に出たら右手に上っていきます。道なりに進むと墓地のところにあります。

第八番 熊谷寺 千手観音菩薩
8番へは、さらに道なりに進みます。新しい詫間越えに出る手前の右手です。

第九番 法輪寺 釈迦如来(涅槃)
9番へは、さらに旧道を進みます。右手です。

第十番 切幡寺 千手観音菩薩
10番は、さらに旧道を進みます。右手の畑の中にひっそりと佇んでいます。

第十一番 藤井寺 薬師如来
11番は、さらに旧道を進み、 新しい詫間越え を横断、わたってすぐのところにある、 篠谷池下流側の墓地の中 です。

第十二番 焼山寺 虚空蔵菩薩
12番は、 11番から10番のほうに戻り、 新しい詫間越え を過ぎたあたりで左方向に入ります(下の写真の道)。電柱を目印に、右手へ。


タクカン47W1 から右手に入るとたどりつきやすいみたいです。畑のあぜ道を進み、山の中に分け入ります。

途中、ひるね大師が道にねっころがってます。さらに進み

尾根に向かってグイグイすすみます。上の写真の尾根のあたりかな。
ご本尊は、うつ伏せになっていました。(2020年2月)

天を向けるまでがせいいっぱい。左が埋まっていた跡。

第十三番 大日寺 十一面観音菩薩
13,14番は、サオミ池の脇を進み、坂荒神宮のとなりの、本村上公民館の裏側に並んでいます。

第十四番 常楽寺 弘法大師像のみ(ご本尊は弥勒菩薩)
